2015年に読んだ本BEST10



 大晦日の今日は、今年読んだ本のBEST10を――。

 「小説は除く」という縛りをかけ、今年刊行の本から選んだ。順不同(読んだ順に並べただけ)。タイトルをクリックするとレビューに飛びます。

 この中から強いてBEST1を選ぶなら、ミチオ・カクの『フューチャー・オブ・マインド』かな。これは本当に目からウロコの連続で、知的興奮に満ちた本であった。

 小説はあまり数を読んでいないが、一冊だけ選ぶなら宮下奈都さんの『羊と鋼の森』。1月発表の直木賞の候補にも上っている。
 直木賞をとるにはちょっと内容が地味かなァ、という気もするが、受賞してもおかしくない秀作だと思う。

 あと、面白かった本として、町田康訳『宇治拾遺物語』を挙げておきたい。池澤夏樹個人編集『日本文学全集』の第8巻に収録されたものである。
 オリジナルではなく訳業だから、BEST10にはそぐわないと思って外したが、個人的には「今年いちばん笑った本」であった。
 
 それではみなさん、よいお年を!


ミチオ・カク『フューチャー・オブ・マインド』

最相葉月『れるられる』

ヘドリック・スミス『誰がアメリカンドリームを奪ったのか?』

松尾豊『人工知能は人間を超えるか』

ポール・ロバーツ『「衝動」に支配される世界』

船橋洋一ほか『検証 日本の「失われた20年」』

四方田犬彦『犬たちの肖像』

清水潔『騙されてたまるか』

武田砂鉄『紋切型社会』

ジェレミー・リフキン『限界費用ゼロ社会』

次点:校條剛『作家という病』

■関連エントリ
2014年に読んだ本BEST10
2013年に読んだ本BEST10

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前原政之 
イラスト/ジョージマ・ヒトシ

前原政之(まえはら・まさゆき)
1964年3月16日、栃木県生まれ。53歳。
1年のみの編プロ勤務(ライターとして)を経て、87年、23歳でフリーに。フリーライター歴30年。
東京・立川市在住。妻、娘、息子の4人家族。

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