庭仕事の愉しみ



 我が家はつつましいオンボロ・マンションなのだが、唯一の取り柄は東南西の三方にわりと広いベランダがあること。
 そのベランダで、先月から発作的にベランダ・ガーデニングの真似事をしている。

 何冊かベランダ・ガーデニングの入門書も読んだのだが、本格的にやろうとすると、けっこうシチメンドクサイのだね。「○○土と○○土をブレンドしてどうの」とか、「発芽までは新聞紙などで覆って直射日光を避けろ」だの……。
 本格的にやるつもりもないので、テキトーにいろいろ種を買ってきて、テキトーにプランターや鉢に土を入れて、そこに播いた。ただ、水だけは毎日マメにやっている。

 植えてあるのは、青じそ、アサガオ、ミニヒマワリ、小松菜、ラベンダーなど・・・。今朝、ようやく最初のアサガオが花開いた。なんとなくうれしい(小学生か!)。

 水をやったり、土をいじったり、植物が毎日少しずつ成長する様子を観察したり……ただそれだけのことがむしょうに愉しい。気分が安らぐ。これはきっと本能に根差した感情なのだろうな。

 で、その感情にもう少し深みを与えようと、ヘルマン・ヘッセの『庭仕事の愉しみ』(草思社)を購入して読書中。ヘッセの本なんて読むのは中学生のころ以来である。
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コメント


ポッケが、さみしいこともあり r(^ω^*)))
さっそく、図書館にリクエストを出してみました。

情報、ありがとうございました。
  • 2008-07-24│09:27 |
  • とりまき URL│
  • [edit]
こんにちは。

これはヘッセの生前に刊行されたものではなくて、フォルカー・ミヒェルスというヘッセ研究者が編んだアンソロジーですね。ヘッセのエッセイ、詩、小説、書簡などから、庭仕事に関する文章を集めています。

ヘッセが草花を描いた水彩画もカラーで収録されていたりして、きれいな本です。アマゾンのマケプレなどでは400~500円で手に入ります。オススメ。
  • 2008-07-23│17:01 |
  • 前原 URL│
  • [edit]
ヘッセは、こういう本も書いていたのですね。
こんど、機会があったら、読んでみます。
  • 2008-07-23│13:58 |
  • とりまき URL│
  • [edit]

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前原政之 
イラスト/ジョージマ・ヒトシ

前原政之(まえはら・まさゆき)
1964年3月16日、栃木県生まれ。53歳。
1年のみの編プロ勤務(ライターとして)を経て、87年、23歳でフリーに。フリーライター歴30年。
東京・立川市在住。妻、娘、息子の4人家族。

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●あと、「1日に1ミリメートルずつでもいいから、前進しよう」という思いもこめられています(こじつけっぽいなあ)。

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