ジャズ・ロック名盤BEST20

 
内に秘めた炎内に秘めた炎
(1997/02/01)
ジョン・マクラフリン

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 極私的な「ジャズ・ロック名盤BEST20」を選んでみたい。

 私はジャズにはくわしくないし、ジャズ・ロックを体系的に聴き始めたのも最近のことなので、マニアな人々からは首をかしげられてしまうかもしれないが、いま日常的にいちばんよく聴いているのはジャズ・ロックなので、BEST20くらい選んでもバチは当たるまい。あくまで「私にとってのジャズ・ロック」である。

1.ジョン・マクラフリン&マハヴィシュヌ・オーケストラ『内に秘めた炎』
 個々のプレイヤーが超絶テクニックをぶつけ合う、精神性の高い“哲学的ジャズ・ロック”。もう一歩踏み込めば不協和音になってしまうほどの轟音の連打。なのに、少しも耳障りではなく、峻厳にして美しい。

2.リターン・トゥ・フォーエヴァー『浪漫の騎士』 → 関連エントリ
 流麗にして緻密なジャズ・ロック。ジャズ・ファンよりむしろプログレッシヴ・ロック・ファン必聴の名盤。

3.ジェフ・ベック『ワイアード』 → 関連エントリ
 ジェフ・ベックのジャズ・ロック路線の一連のアルバム中、最も知名度の高いアルバム。これと『ブロウ・バイ・ブロウ』『ゼア・アンド・バック』は甲乙つけ難いが、私自身がいちばんよく聴いたのはこれ。

 ……このへんまでは「ジャズ・ロック殿堂入り」というか、私の中では不動のベスト3。
 
4.ソフト・マシーン『バンドルズ(収束)』 → レビュー

5.トニー・ウィリアムス『ビリーヴ・イット』 → レビュー

6.ブランドX『アンオーソドックス・ビヘイヴィアー』 → 関連エントリ

7.渡辺香津美『KYLYN』
 日本が世界に誇るクロスオーバーの名盤だが、マイルスの「マイルストーンズ」をハイパー・フュージョン風味でカヴァーしていたりするから、ジャズ・ロックの傑作でもある。

8.ウェザー・リポート『ミスター・ゴーン』
 「これぞまさしくジャズ・ロック」という感じのジャコ・パストリアスの傑作「パンク・ジャズ」所収。WRの「裏名盤」ナンバーワンとも呼ばれるアルバム。 

9.ゴング『ガズース!』 → レビュー

10.ジョン・マクラフリン『インダストリアル・ゼン』 → レビュー

11.ビリー・コブハム『スペクトラム』 → レビュー

12.ブラッフォード『ワン・オブ・ア・カインド』 → 関連エントリ

13.ハットフィールド・アンド・ザ・ノース『ザ・ロッターズ・クラブ』

14.ジャン=リュック・ポンティ『エニグマティック・オーシャン(秘なる海)』 → 関連エントリ

15.サンタナ『キャラバンサライ』

16.サイモン・フィリップス『シンバイオシス』 → レビュー

17.プリズム『mju:(ミュー)』
 「日本のアラン・ホールズワース」和田アキラ率いるプリズムの2003年の作品。
 プリズムの初期作はいま聴くとけっこうショボイのだが、最近作の円熟ぶりはまことに素晴らしい。とくに、これは捨て曲なしの傑作。超絶の速弾きをしながらも、けっして歌心を忘れないギター。さらにはベースも絶品。とりわけ、M2「PRIME DIRECTIVE」のカッコよさは悶絶ものである。

18.ブレッカー・ブラザーズ『ヘビィ・メタル・ビ・バップ』

19.ディメンション『Sixth Dimension“LIVE”』 → レビュー

20.イアン・ギラン・バンド『Clear Air Turbulence(鋼鉄のロック魂)』 → レビュー

次点.パラドックス『ブロークン・バリケード』 → レビュー

 ジャズ・ロックの名盤とされているもので聴いたことのないものもあるので、今後また順位変動もあり。 
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Profile 

前原政之 
イラスト/ジョージマ・ヒトシ

前原政之(まえはら・まさゆき)
1964年3月16日、栃木県生まれ。53歳。
1年のみの編プロ勤務(ライターとして)を経て、87年、23歳でフリーに。フリーライター歴30年。
東京・立川市在住。妻、娘、息子の4人家族。

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●「mm(ミリメートル)」は、私のイニシャル「MM」のもじりです。

●私の大好きなギタリスト・渡辺香津美氏は、ご自身のイニシャル「KW」をもじった「KW(キロワット)」を、公式サイトのタイトルにしておられます(同名のアルバムもあり)。それにあやかったというわけです。

●あと、「1日に1ミリメートルずつでもいいから、前進しよう」という思いもこめられています(こじつけっぽいなあ)。

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