宮子あずさ『訪問看護師が見つめた人間が老いて死ぬということ』



 昨日は、取材で京都へ(日帰り)――。

 行き帰りの新幹線で、2冊本が読めた。
 そのうちの1冊が、宮子あずさ著『訪問看護師が見つめた人間が老いて死ぬということ』(海竜社/1404円)。取材の資料として読んだもの。

 著者は、たくさんの著書をものしているベテラン看護師。現在は精神科の訪問看護師として働いているそうで、本書はその経験から生まれたエピソードを綴ったもの。

 訪問看護という仕事のイメージが、よい意味で一変する内容だ。
 病棟勤務の看護師とは違う苦労とやりがいを赤裸々に明かして、読者の目を釘付けにする迫力がある。

 高齢化による医療費の増大を抑えるため、入院患者をなるべく減らしていこうとする世の趨勢によって、増加傾向にある訪問看護師という職業――。その内実を伝えて、社会的意義も高い本だ。 

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前原政之 
イラスト/ジョージマ・ヒトシ

前原政之(まえはら・まさゆき)
1964年3月16日、栃木県生まれ。53歳。
1年のみの編プロ勤務(ライターとして)を経て、87年、23歳でフリーに。フリーライター歴30年。
東京・立川市在住。妻、娘、息子の4人家族。

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●あと、「1日に1ミリメートルずつでもいいから、前進しよう」という思いもこめられています(こじつけっぽいなあ)。

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